電動リールのバッテリーを自作する
おいらは自作した電動リール用のバッテリーを2年ぐらい使っています。問題なく使えてますのでそろそろ詳細を紹介します。バッテリーは釣り具としては高価な割に消耗品です。従って数年単位で必ず交換することになります。自作の場合一度専用の充電器を買ってしまうと電池自体は安価なのでランニングのコストは格段に安くなりるのがメリットです。
このブログを見て自作した場合の責任は一切とりませんが作り方を参考にしたい人はどうぞ。
過去記事はこれ
試作品
【電池について】
充電用の電池にはニッカド・ニッケル水素・リチウムイオンなどがありますがここではニッケル水素を使用します。(Ni-MH )RC用として出回っていますので比較的安価で入手しやすいと思います。ニッカドはカドミウムが有害で容量が少ないですし、メモリー効果が顕著で管理が面倒。リチウムイオンは軽くて高出力ですが高いし充電時に危険を伴いますので自作するには怖いなどの理由で不向きです。
【ニッケル水素充電池の特徴】
長所
■繰り返し使える
■ニカド電池と違いカドミウムを含まない
■比較的高容量
■比較的安価
短所
■自然放電が多い。。
■ニカド電池ほど顕著ではないが、メモリ効果がある
■ニカド電池に比べて過放電に弱い。
■完全に放電してしまうと電池を傷めてしまう
注意
■電池専用充電器で充電しないと破裂することがある。(これはどの電池も同じ)
■メモリ効果
十分に放電し切らないうちに、継ぎ足し充電することを繰り返すと、起電力が顕著に低下する現象、結果として容量が減少したように見える。数回使用したらディスチャージャー>チャージを行って容量減少のリセットを行う必要がある。
【完成予想】
容量 3000mA (90mの鯛釣りで一日使用出来る容量)
電圧 14.8V 前後
重さ 800g以下
価格 充電器込み1万円前後
【必要なもの】
■3000mA 7.2Vバッテリー2個
■ラジコン用の充電器(ニッケル水素充電対応)
■ケース
■絶縁テープ
■ワニ口を繋げるためのステンのボルトとナット ワッシャーなど
はんだとはんだごて(無くても大丈夫ですが)
【バッテリー購入時の注意】
3000mA 6セル 7.2Vのバッテリーを直列します。
つまり完成時は14.4V 3000mA になります。
*セルとは電池1個の事です。6セル7.2Vは1.2Vのバッテリーを6個組み合わせたパックになります。
*ダイワのリチウムイオンもこの程度の電圧です。船からの電源は12Vなので本来ののパワーを出すにはバッテリーを持参する必要があります。
充電直後は1セル0.1Aほど電圧が高めになりますので1セルあたり0.1V高くなります。
充電直後は15.6Vと予想されます。リールによって過充電と判断され動作がストップする
可能性がありますが手持ちのシマノ、ダイワのリールでは問題ありませんでした。
【充電器購入時の注意】
■ディスチャージャーが付いていること
■AC100Vで充電出来ること
*RC用では12V充電器が多い
■ニッケル水素が12セル以上充電できること
■過充電防止装置が付いていること
参考にネットで現在販売されている使えそうなパーツを試算してみました。
京商:R246-8452 マッスルパワー 3000 7.2V Ni-MH バッテリー【RCバッテリー】
価格:2,184円(税込)
2個購入で4,368円(税込)
AC/DC C-50W 京商:36200Z RC充電器
●過充電による事故防止温度センサー付き。
●AC100V 使用可
●ディスチャージャー対応
価格:6,480円(税込)
合計10,848円
ボルトやケースなどは日常あるもので済ませば何とかなりそうです
続きはまた今後。
このブログを見て自作した場合の責任は一切とりませんが作り方を参考にしたい人はどうぞ。
過去記事はこれ
試作品
【電池について】
充電用の電池にはニッカド・ニッケル水素・リチウムイオンなどがありますがここではニッケル水素を使用します。(Ni-MH )RC用として出回っていますので比較的安価で入手しやすいと思います。ニッカドはカドミウムが有害で容量が少ないですし、メモリー効果が顕著で管理が面倒。リチウムイオンは軽くて高出力ですが高いし充電時に危険を伴いますので自作するには怖いなどの理由で不向きです。
【ニッケル水素充電池の特徴】
長所
■繰り返し使える
■ニカド電池と違いカドミウムを含まない
■比較的高容量
■比較的安価
短所
■自然放電が多い。。
■ニカド電池ほど顕著ではないが、メモリ効果がある
■ニカド電池に比べて過放電に弱い。
■完全に放電してしまうと電池を傷めてしまう
注意
■電池専用充電器で充電しないと破裂することがある。(これはどの電池も同じ)
■メモリ効果
十分に放電し切らないうちに、継ぎ足し充電することを繰り返すと、起電力が顕著に低下する現象、結果として容量が減少したように見える。数回使用したらディスチャージャー>チャージを行って容量減少のリセットを行う必要がある。
【完成予想】
容量 3000mA (90mの鯛釣りで一日使用出来る容量)
電圧 14.8V 前後
重さ 800g以下
価格 充電器込み1万円前後
【必要なもの】
■3000mA 7.2Vバッテリー2個
■ラジコン用の充電器(ニッケル水素充電対応)
■ケース
■絶縁テープ
■ワニ口を繋げるためのステンのボルトとナット ワッシャーなど
はんだとはんだごて(無くても大丈夫ですが)
【バッテリー購入時の注意】
3000mA 6セル 7.2Vのバッテリーを直列します。
つまり完成時は14.4V 3000mA になります。
*セルとは電池1個の事です。6セル7.2Vは1.2Vのバッテリーを6個組み合わせたパックになります。
*ダイワのリチウムイオンもこの程度の電圧です。船からの電源は12Vなので本来ののパワーを出すにはバッテリーを持参する必要があります。
充電直後は1セル0.1Aほど電圧が高めになりますので1セルあたり0.1V高くなります。
充電直後は15.6Vと予想されます。リールによって過充電と判断され動作がストップする
可能性がありますが手持ちのシマノ、ダイワのリールでは問題ありませんでした。
【充電器購入時の注意】
■ディスチャージャーが付いていること
■AC100Vで充電出来ること
*RC用では12V充電器が多い
■ニッケル水素が12セル以上充電できること
■過充電防止装置が付いていること
参考にネットで現在販売されている使えそうなパーツを試算してみました。
京商:R246-8452 マッスルパワー 3000 7.2V Ni-MH バッテリー【RCバッテリー】
価格:2,184円(税込)
2個購入で4,368円(税込)
AC/DC C-50W 京商:36200Z RC充電器
●過充電による事故防止温度センサー付き。
●AC100V 使用可
●ディスチャージャー対応
価格:6,480円(税込)
合計10,848円
ボルトやケースなどは日常あるもので済ませば何とかなりそうです
続きはまた今後。
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