おいらは釣ったら食べる!いわゆる~ひとつの~キャッチアンドイート。だから常においしく食べるための持ち帰り方を研究しているのさ。
基本は活〆、つまり延髄に包丁を入れて必要以上に魚に体力を使わせないことが必要なのだ。暴れて苦悩死すると旨み成分アミノ酸の生産を阻害する物質を発生してしまうんだな。
活〆にも色々あるんだが一般的な延髄を切断、脊髄を切断、(鯖の首折りなんか)低温ショック(カツオを海水氷にぶち込む)と魚種によって違うんだが赤身の魚の方がより鮮度落ちが激しいんだな。カツオは落ちの激しい魚の代表で苦悩死すると身焼けと言って身が割れたり黄色くなったりするんだ。サバにも見られるね。
鯛の場合、延髄の位置は目の延長線とエラ延長線が交差する辺り、ちょっと身がやわらかいところを目安にするとよい。ナイフの先がバッチリ決まったらエラがピンと張った状態になるのでわかります。活〆した魚は硬直するのに時間がかかるので下船沍も身が生きているように新鮮。この状態でさばいて保存すればおいしい刺身を造ることができる。
しかしながら刺身は食い頃ってものがある、体内のアミノ酸は死後増加するから早く食べれば旨いってもんでもない。赤身は早め、脂が多いとやや遅め、白身魚も遅めと魚種により食い頃のタイミングが違う。アジ、カツオなどは当日~翌日、メジ翌日、鯛や石鯛は3日目ぐらいがからがいいのかな?こればっかは色々試して覚えていくしかないね。
いい状態の魚を食べられるのは釣り人の特権だが処理は経験必要なのだ。
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鰆はどうでしょう?
僕はいつもエラのしたの管?を切ってしまいますが・・・
銀影あゆさん
>鰆はどうでしょう?
>僕はいつもエラのしたの管?を切ってしまいますが・・・
鯖と同じぐらい足が早い魚です。包丁で精髄まで切断しましょう。首折すると身がやわらかいため身を痛めますので。
ちなみに佐島の漁師はカンパチも鰆も必ず首は脊髄まで切断です。ここの魚は処理が抜群なのだ!
鰆は腹が特に弱いので漁師は負担をかけないように腹を上にして持ちます。サゴシ程度ならあまり気にかけないでいいですがね。
先日魚屋でサゴシ800g 850円(安いっ)サワラ1.6kg 5400円 型の良いサワラはめちゃくちゃ高いのです。大事に扱うわけですね。
ターチさんのリールウンチク話に引き続き、
さすがのお話ですな。φ( ̄― ̄ )メモメモ
句読点が少ない?
わたしは、にゃんこなので そのまま丸かじりが
好きです(笑)
さすがですね。こだわりが違う!!!
今度、船上で教えて下さい。なにもわからないので・・・
美味しく食べるのには〆かたは大切ですね
素人は何でも〆たてが美味いと思いがちですが魚や好みによって熟成は違いますよね
hiropon168さん
>ターチさんのリールウンチク話に引き続き、
>さすがのお話ですな。φ( ̄― ̄ )メモメモ
今まで結構失敗もありました・
にゃんこ2107さん
>句読点が少ない?
>
>わたしは、にゃんこなので そのまま丸かじりが
>好きです(笑)
君にはニボシをあげよう!
うえぽん3348さん
>さすがですね。こだわりが違う!!!
>今度、船上で教えて下さい。なにもわからないので・・・
ハイハイ 何でも聞いてください~
mud@anglerolさん
>美味しく食べるのには〆かたは大切ですね
>素人は何でも〆たてが美味いと思いがちですが魚や好みによって熟成は違いますよね
うん プリプリのアジが好きな人もいればまったり油を感じる2日目のアジが好きな人もいるからね。