先週 かやまっちから頂いたイシダイ1.1kg 縞模様が消えかかっている。

こんな立派な獲物を人のクーラーに入れてくれる人はそうはいません。ありがとう!かやまっち~
さてさて本日はこのイシダイのお話。個人的には白身の刺身では一番旨いと思っています。2千円はまず割る事がない高級魚です。イシダイって磯臭いって言う人がいるけどおいらはそんな事感じたことはありません。おいらの食うイシダイはいつも非常に鮮度が良いものばかりだから 釣り人で良かった。
時期にもよりますが、白身でこれほど脂の乗っている魚はそうはいないと思います。身質は割りと固く締まっていて熟成させると若干柔らかくなります。
1~2日目は脂の乗りがいいので厚いとくどい感じになるので薄造りで味わうと良いです。イシダイは縁側が取れますのでここも非常に旨い部分です。
4日目が本当に旨い熟成の頃合いです。この頃は7~8ミリぐらいの刺身で味わうのが良いかと。脂よりも旨味の方が前に出ます。
イシダイは兜割が出来ないと言いますが、そんなこたないです。

口を先にとり出せば鯛と同じように割れますよ。
本当は皮も旨いんだけど、こいつはカツオ釣りのバケを作るんで脂抜きの最中です。3年ぐらい寝かすとちょうどいい感じになりますよ。固くしっかりしているのでカッタクリに最適です。
昔、三戸浜の民宿で小型のサンバソウクラスのイシダイの煮付けの残りを茶漬けで食ったんだがこれが旨かったな~中学生ぐらいだったけど、あの味は今でも鮮明に覚えているよ。