カツオ四方山話
【カッタクリ】
縄でやるカッタクリは最高楽しい釣りの一つ、カツオの棚が20m以内なら圧倒的に仕事が早い。昨日もだいぶバラしたが 実質1時間足らずで9本ゲット!カツオは釣れる時に釣っとくもんだし、時合は短いから1本釣りにはかなわないが効率的な方法だ。
最近、カッタクリをする人が減ったけど相模湾の夏の風物詩、この文化を再度見直してほしいね。
シャクリながら食わせるのでバラシは必然的に多くなるが、バレル魚はいずれバレちまうので、気にせず次の攻撃を仕掛けてまた取ればって考えた方が良い。大勢で入れ食いになったらおまつりしたり、タモなんて回ってこないんだから。
昨日も一時、船中入れ食いだったが、仲乗りさんのタモを断ってブッコ抜いたら結構口切れでバラシました。でもカツオなんて美味しく持ち帰るのはせいぜい10本だからこれでいいの。まだ運悪く、顔見ない人とかにタモ取りを回してあげたかったの。
カッタクリについてはまだ書きたいことが多々あるので、次の機会にでも。
【カツオの捌き方】
今までは3枚に捌いて、柵取りして包丁で皮を引いていました。しかしながら、腹側の皮は特に柔らかく、失敗を恐れるあまり若干厚く引いていたので皮と身の表面の脂が勿体ないかなあなどと思ってました。
それでね!今回はこんな方法で
1.背に浅く切れ込みを入れる。
2.腹に浅く切れ込みを入れる。
背中、皮の順に、身を付けたまま皮を剥いでいく。
この方法だと失敗が少ないんだが、写真にもあるように背に近い部分は若干身が取れてしまう。腹のトバの皮についた身は包丁で皮ごと切ってしまい焼き物にするとよい。
この後3枚にして柵取りします。
大量に処理する場合はこちらの方が楽ですよ。