本メジの味噌漬け 「海釣り・船釣り(11453)」
これはなかなか旨いねえ~

【本メジの味噌漬け】★★★★★
ラップを広げて味噌を薄く延ばす。
その上に柵を乗せる。
柵に味噌を塗る。
ラップでくるんで冷蔵庫に
4日目ぐらいが食い頃。
ちなみにこの味噌漬けは焼かずに
そのまま切って食べるんだよ。
味噌と熟成したメジの旨味がなかなかいい感じ。
味噌汁作る出汁入りのマルコメ味噌で作ったが
十分納得のお味でした。
魚に関するなんでもかんでも
ここでカッタクリの利点についてまとめてみます。
*まず、投入が早いこと、投げるだけですから。
*シャクルので棚を広くさぐれること。すなわち魚の反応が早いこと。
*竿に振り回されない。魚を掛けてからの時間が短く、おまつりなどの
時間ロスに巻き込まれないことです。
*なぜ、ナイロンリーダを付けるかの理由は
天秤までの水深がわかりやすいからです。糸の色を見ないでもリー
ダーと縄のつなぎ目でシャクリを止めればあとはビシ回収してコマセ
を詰めるだけです。縄だけだといちいち縄の色を見てビシまでの距離
を確認しなければなりません。
魚が掛かってている時も同様です。リーダーが出るまでひたすら手繰れば
いいのです。そこから始めて海面に出たカツオの動きを見ながら取り
込みの体制に移れば効率的です。。
まあ、よそ見しながらでも釣りができますんで、船全体の釣れ具合など
他のことにも気を配れますね。
話が長くなりましたがここから本題の取り込みです。
カツオはその他の魚より圧倒的に力が強いので この瞬間はまさに
クライマックスと言えます。
ここで問題になるのはハリスの長さ。ビシ取って一手繰りでブッコ抜く
かタモ入れしなくてはなりません。だからハリスの長さは二ヒロ以内。
魚を誘導して天秤の上を左手で掴みます、その手を後ろに引きます。
指サックを着けた右手の人指しの上に縄を乗せ、右手を竿に見立て
タイミングを見計らい縄を親と人指し指で掴み、ブッコ抜きます。
良型はタモ取りしてもらいましょう。
天秤から 縄を掴んだ右手までが一ヒロ、ラインまでが一ヒロで
これなら一手繰りで抜けます。
船上が混雑している、食いが良い、縄に慣れていない場合はもう
少し短く2Mぐらいの方がやり易いかもしれません。
右手でハリスを掴んでしまえば、カツオの走り回る半径は50cm
前後なので隣の人とおまつりすることは少ないのです。
ここでコツなのですが、天秤本体は掴まないこと、なぜなら急激
な突っ込が多々あるのでラインをちょっと緩めたいとき天秤本体
を掴んでいては、これを離すしかすべはありません。結果、ゆるんだ
ラインで隣の人とおまつり、良く見る光景です。
天秤の上のリーダーを持っていれば、急激な突っ込みの際、縄に付
けているリーダーを手の中で滑らせれば良いのです、カツオが回る
最小減の半径しか広げないので隣の人とのラインの絡みを防げます。
もう、おわかりになりましたか?ナイロンのリーダーを付ける理由
はここにもあるのです。カツオの突っ込みに耐えるようわざとラインを
滑りやすくしているのです。
言葉で書くと難しくなってしまうのですが、とりあえず何も考えずに海に
行きましょう。やっているうちに私の云いたいことがたぶん分かると
思います。かっこ悪くったっていいのです。縄のカツオ釣りは入れ食い
にはまればそんな事を忘れてしまうほど楽しい釣りなんですから。
ナブラを見つけたり、鳥が固まったりしたら船はフルスロットル!
コマセを詰めたステンカンを持って投入の準備をしておこう.
始めて~ 棚15mとかアナウンスされるからビシを投げ込む。
縄が落下しやすいように右ききの場合 左手を上げて縄を支え
手前まつりを防ぎます。右手の手の中で誘導するように棚下ハリス分
くらいまで落とし込む。
このあたりはそんなにきっちりしてなくてもよい どうせ食うのは棚より
上なので自分の戦略で縄の色で水深を見ながら。
手繰るリズムは早くても食うが自分の体力に合わせて行う。普通に
やるとたまに縄が滑るが、聞き手の人差し指と中指の指サックの間
に縄を通し、シャクル時だけほんの少し手首を手前に捻るクセをつけ
ると滑らない。おいらは船の縁に縄を当てながらシャクります。当てな
い人もいるかと思いますがこの辺は好みで。
アタリはグッと重くなるから誰でもわかる。ここで手を止めずに重みを
感じるまで腕を上げて合わせを入れる。この時下を向いたカツオの
頭を手前に向けるようなイメージを持って欲しい。頭が上に向くと
案外素直に上まで寄ってきます。主導権をカツオに取らせてはいけません。
バレてもそのままシャクると再び食う事も良くあります。
掛かったら、手繰る、ひたすら手繰る。水面に来ると目が冷めたよう
に走りまくる。この取り込みの瞬間が一番楽しいところ。
いかに暴れたカツオを上手く操れるかが腕の差です。 取り込みについ
てはまだ色々書きたいので今度にします。
次回ナイロンリーダを付ける意味がわかるかと思います。
船に乗船してからの準備を中心に・・・
枠を海水を汲んだバケツに漬けて縄を十分湿らせておいてください。円枠だとこの作業は容易です。テトロンは張りがあるので乾いていると枠から糸が出やすく扱い難くなってしまいます。 同時にハリスにセットしたバケも海水に漬けといてください。バケを柔らかくすることで動きを良くします。皮によっては色が変わって反応が良くなるともいいますが、良い道具を使っていないせいかあまりおいらにゃ実感はありません。イナダは結構釣果に違いが出るそうです。
カッタクリのやり易い釣座は胴の間です。縄を置くスペースに障害物が少ないからです。ミヨシまわりでは金具などがあり縄が絡まり易いので濡れタオルなどをおいたりクーラーなどで平らな部分を作ったりして工夫しましょう。縄を置くところは座席の部分です。なので、この釣りは必然的に立って手繰るスタイルとなるわけです。
なぜ足元に縄を置かないかと言うとカツオの場合足元にホースで水が流れているので縄が流され絡まるからです。バケツなどもありこれにも良く挟まります。
コマセの桶はおいらの場合船の外でなく中に入れます。船に対して横向きでしゃくるようになりますので、海に向かって聞き手と反対側にコマセ桶をセットします。このようにセットすると船の縁に障害物が無くやりとりが楽になります。
ここまでできたら指サックを右人差し指と中指にはめて仕掛けをセット、コマセを詰めて準備は完了です。
カツオは一瞬が勝負です。チャンスは少ないが当たれば大きいギャンブル性の高い釣りです。だから、いつでもビシを放り込める体制でいることが大切です。
たぶん長くなるので初日は道具選びから
【縄】
テトロン20号~24号ぐらい10mで色分している物が使いやすい。50mもあればいい。痛みが激しくなったらそこだけ切って次の縄を購入したら下糸として使えば良い。おいらは縄にナイロンリーダを付けます。理由はそのうち書きます。
【枠】
木枠とプラスチックの丸枠があるが、まさかの大物用に丸枠がおすすめ。理由は丸ければ枠を置いとくだけで糸が出ていくから。
【ステンカン等】
アミコマセならイナダ用の穴小さい物で沖アミが混じるコマセなら穴を加工します。めんどうならサニービシのF Lでもいい。50号標準ですが棚が潮が早ければ80号でやることも、それでも糸がふけるなら竿に切り替えた方がいいです。縄でやるのは棚が30mより上の場合だと思ってください。当然ながら鉛の量で次の日の疲れが違います。カッタクリは体力勝負と持久力なのでいかに力を使わないかも必要なのです。
【天秤】
あんまり気にして無いです。しいて言えば安くて丈夫なもの。天秤に付いているスナップはニッパーなどで切ってトローリングスナップに代えてください。カツオもでかくなるとスナップを伸ばしたり 出っ張りで怪我したりしますので。直結するとまつったとき面倒なのでやはりスナップはあった方が良いです。
【バケ】
白バラフグが無難に釣れます。その他ハモ、ナマズ、シャミ(猫)などありますが、バラフグが丈夫なのでおすすめ。入れ食いの時は仕掛けを変える時間もままならないので始めはやはり白バラで様子見ですね。メジは黒ハモが良い時もあります。
イナダ用のバケはハリス八号ぐらいまでなら鉛の穴に通す事ができます。2キロまでならこれでいいですが、これ以上のハリスにはカニバケを使います。ウイリーも使えると思いますよ。カニバケは高いのでイナダバケの穴を加工して大きくし、太いハリスを使うのが経済的です。
イシダイの皮も丈夫でいいのですが、売っていないので自分で釣って作るしかないです。最上級は腹の皮。自分も4年ぐらい前のをなめして持っていますので今期使ってみようかなぁ?マゴチの皮もあるんだけど・・・
皮については6号のキャプテンSに聞いて下さい。おいらよりずーっとマニアックなお話が聞けると思います。秘蔵コレクションが見れるかも?
左からバラフグ ナマズ ハモ カニバケ(クロハモ)
【ハリス】
フロロでもナイロンでもいいのですがナイロンならクセを伸ばして真っ直ぐにしておくこと。1~2kgなら8~10号。2キロ以上は14号ぐらいあればいいです。
カツオ釣りは細いハリスで釣る必要はないです。カッタクリの場合太さは関係ありません太い方がブッコ抜けて手返しが良く有利です。
準備、釣り方などは次回に・・・
【カッタクリ】
縄でやるカッタクリは最高楽しい釣りの一つ、カツオの棚が20m以内なら圧倒的に仕事が早い。昨日もだいぶバラしたが 実質1時間足らずで9本ゲット!カツオは釣れる時に釣っとくもんだし、時合は短いから1本釣りにはかなわないが効率的な方法だ。
最近、カッタクリをする人が減ったけど相模湾の夏の風物詩、この文化を再度見直してほしいね。
シャクリながら食わせるのでバラシは必然的に多くなるが、バレル魚はいずれバレちまうので、気にせず次の攻撃を仕掛けてまた取ればって考えた方が良い。大勢で入れ食いになったらおまつりしたり、タモなんて回ってこないんだから。
昨日も一時、船中入れ食いだったが、仲乗りさんのタモを断ってブッコ抜いたら結構口切れでバラシました。でもカツオなんて美味しく持ち帰るのはせいぜい10本だからこれでいいの。まだ運悪く、顔見ない人とかにタモ取りを回してあげたかったの。
カッタクリについてはまだ書きたいことが多々あるので、次の機会にでも。
【カツオの捌き方】
今までは3枚に捌いて、柵取りして包丁で皮を引いていました。しかしながら、腹側の皮は特に柔らかく、失敗を恐れるあまり若干厚く引いていたので皮と身の表面の脂が勿体ないかなあなどと思ってました。
それでね!今回はこんな方法で
1.背に浅く切れ込みを入れる。
2.腹に浅く切れ込みを入れる。
背中、皮の順に、身を付けたまま皮を剥いでいく。
この方法だと失敗が少ないんだが、写真にもあるように背に近い部分は若干身が取れてしまう。腹のトバの皮についた身は包丁で皮ごと切ってしまい焼き物にするとよい。
この後3枚にして柵取りします。
大量に処理する場合はこちらの方が楽ですよ。
【本日の相模湾】
カツオ♪マグロ♪ たっぷり カツオ~♪
たっぷりカツオを楽しみたいnogumaguさんは
今日も平塚に行ってきました。
朝、おしょうさん うえポン かやまっちに会ったら
今日はカマス船に乗るんだって。頑張って~
西に船を進める3号船
ハーイやっての合図でおいらはカッタクリ
ルアーのカツオが好調だからおいらも和製ルアーにしたのさ
ミヨシ ルアーマンは聞いてはいたが絶好調!
ヒット、ヒット、ヒット!
餌の人もポチポチアタリが・・
でも おいらは・・・・
アレ やっちまった?出遅れた?
と思ったら ギューン あれバレた・・
でもすぐギューン!
ここから1時間
ギューン!
ギューン!
あれ?バレた
ギューン! の繰り返し。
コマセなんか入れないでもギューン!なんだもん。
とう言うわけで氷大丈夫かな?なんて心配したけど
本日は餌組班は8時で終了・・ルアーはポチポチ当たってました。
【帰港後】
カマス三人衆にカツオと交換でカマスもらっちゃいました。
アカカマスとミズカマス(ヤマトカマス)違いが分かるかな?
上のミズカマスは第一背びれと腹びれがほぼ同じ位置から始まる。
下のアカカマスの腹びれは背びれより前の位置にある。
アカカマスはキロ1000円以上する高級品なんだよ~
ありがとう~
【帰宅後】
カツオの背中、紫の部分
自然が生み出すの色って不思議って思うんですよね。
【増えるカツオ君?】
調理前のカツオ君
3本カマスと交換したから残り5本だと思ったら6本ありました。
ってことは9本釣れたんだ、どうりで氷が解けるのが早いと思った。
60L ブロック氷3個で丁度ぐらいでした。
カツオのお持ち帰りは釣れる時は氷の量がモノを言うのだ。
久々 短期間でも入れ食いを味わえたから楽しかったね。
しばらくはルアーやカッタクリのような手返しの早い釣りが有利かな?
次回は今回チャレンジした捌き方を紹介しますね。
24時テレビのイモトはすごい人気だったね~とTVを見て思った。
彼女は珍獣ハンターなるものらしいが・・・
水産関係者としてはここで対抗馬として
珍魚ハンターをデビューさせたい。
相模湾水産党から推薦したいのは
やっぱ この人でしょう!
立候補してくれないかな~
じゃ、手始めにキハダマグロと100m競泳ってのはどう?
今度はビシを加工しちゃいました。
サニービシでも良いんだけどね、たまに穴がずれちゃってコマセ出ないなんて事があるでしょ。使い慣れたビシの方がやりやすいのよ。
ちなみにこれ原型はイサキビシです。1200円ぐらいだったな?
穴はカッタクリステン缶ぐらい小さいのでドリルで加工です。
鉛100号でMサイズぐらい、狙いは速攻って事ですね。